1984年の会社設立以来、常に、ITによる社会インフラや企業システムの進化と共に歩んできたため、トレンドの移り変わりとその背景を見てきました。
お客様に対しても、最新のものだけにフォーカスして説明するのではなく、これまでのコンピュータシステムはこうであった、という視点も含めてご納得いただける提案を心がけています。
例えば、今後10年間使う基幹システムを、早く稼働させたいという要望だけで提供すると、後々、問題をはらんでしまう危険性があります。開発と改善を繰り返しながら完成系に近づけていくアジャイルという開発手法がありますが、場合によっては昔ながらのウォーターフォール型でしっかりと仕様書や設計書も作成し開発する手法を選択したほうが良いケースもあります。お客様のご要望や運用形態によって適正な形を見極め、新しい手法だけに偏るのではなく、レガシーな仕組みも組み合わせて最適なシステムを提供していかなければいけません。
KCCには経験年数でも技術レベルでも様々な層の技術者がいるからこそ、旧式のシステムから最新のシステムまで、培ってきたノウハウを活かした良質のサービスをお客様に提供できるのだと自負しています。